☆其の一・・・・testicle  Hoden


         精巣 睾丸 testicle Hoden

           男性生殖腺。
          正常では左右別々の陰嚢内に位置する重さ10〜15gの楕円形の臓器。
        精巣の表面は強靱な結合組織性の白膜 tunica albuginea におおわれ弾力性に富む。

           精巣内は多数の小葉に分かれ、精細管および間質組織で満たされる。
          精細管は集まって精巣網rete testis を作り、輸出管ductus efferentesとなって
          精巣上体(副睾丸)管につながる。

           精巣は
          精子形成spermatogenesis と男性ホルモン(testosterone)の生合成を行っている。
         胎生期初期において胎盤性ゴナドトロピンcholionic gonadotropin の影響を受けて
         精巣間質に存在するLeydig細胞は男性ホルモンを分泌する。
          これにより胎児の外性器は発育し、男性への分化が完成するが
         その後はLeydig細胞は漸次消滅し
         新生児から小児期にかけては線維芽細胞のみとなる。

          しかし、黄体ホルモンの分泌が盛んになる思春期前期になると
         再びLeydig細胞は出現し、男性ホルモンの合成・分泌は促進される。
         この時期になるとセルトリ細胞Sertoli cells と少数の生殖細胞のみで
         充満していた精細管は、液性分泌物により管腔が形成されると同時に
         精子形成を開始する。

          すなわち、管内基底膜に接している精祖細胞spermatogonia は
         精母細胞 spermatocyte I およびII、精子細胞 spermatid を経て
         精子spermatozoon へと分化発達する。

          この間、精細管の骨格であるSertoli細胞は、生殖細胞の保護、栄養補給
         成熟精子の精細管腔内への放出をつかさどる。
         男性ホルモンの分泌は思春期を迎えて最盛期となり
         男性の第二次性徴の導入と維持を終生行う。

             


2007/12/21



☆其の二・・・・筋ジストロフィー


           筋ジストロフィー   muscular dystrophy〔MD〕

          定義:筋の変性・壊死を主病変とし、進行性の筋力低下をみる遺伝性疾患である。

           近年分子遺伝学の進歩により、遺伝子座が次々と明らかにされ
        またクローニングされ、それに基づいた疾患分類が試みられるようになっている。


            分類
                 

      最も頻度が高いのがデュシェンヌ型、ベッカー型で両者で筋ジストロフィーの約半数を占める。

            筋強直性ジストロフィーは筋壊死 myonecrosis に乏しく
          全身の疾患であるので筋ジストロフィーには分類されていない。

          筋ジストロフィーではいろいろな原因で筋線維壊死が起こる。
      そのために筋内の酵素であるクレアチンキナーゼ(CK)が血中に流失し血清CK値が上昇する。

          壊死の後には筋再生がみられるが
        本症ではその再生が壊死を代償しないため筋線維が減少し進行性の筋力低下をみる。

           先天型では乳児期からの筋緊張・筋力低下がある。
          最も進行が速いデュシェンヌ型では平均10歳で歩行不能となる。
         呼吸筋も侵されるので20歳前後になると人工呼吸器を必要とする。

          心筋もしばしば侵される。現在は根本的な治療法はない。
         デュシェンヌ型では進行を遅らせるためにステロイド療法が試みられている。
         筋力低下や関節拘縮の防止のためのリハビリテーションが重要である。


07/12/22



☆其の三・・・・心電図


            心臓の活動電位の時間的変化をグラフに記録したものである。
                 波形は通常1mVを10mmに合わせて記録する。

              

                          P波・・・心房の興奮
                        QRS波・・・心室筋の脱分極depolarization
                       T波・・心室筋の再分極repolarization

                 QTはRRによって変わるので補正値で判断。

           心電図により不整脈、心筋梗塞や心筋虚血、心膜炎、心房の負荷
          心室の肥大と拡大、電解質の異常などの判断が可能である。
            各波形間の間隔には正常域があり、これからはずれると異常と考える。


07/12/23



☆其の四・・・・ロタウイルス性腸炎


               ロタウイルス性腸炎(胃腸炎) rotavirus enteritis
       最近、ロタにやられたと耳にする。読んで字のごとく、ロタウイルスによる腸炎をいう。
         感染経路は経口で、冬に流行的に発生する。
           発生集団は生後4ヵ月から2歳の子供に多い。潜伏期は2〜4日。

          嘔吐と頻回に水様の下痢をみる。下痢は白色便whitish stool を呈することもある。
         感冒様症状発熱を伴うことがある。
           嘔吐は2〜3日、下痢は一般に8日以内に正常便にもどる。発熱も2日以内に解熱する。

           嘔吐・下痢による脱水症の対応が大切である。


            で、問題を起こすロタウイルス rotavirus。
              11断片の二本鎖RNAをゲノムは、0.7〜3.3kbpの大きさで、全長で18.5kbp。
            小児の急性下痢症の第一の原因。

               下記の構造。
              rotaの呼び名は、wheelを意味するラテン語のrotaに由来しているそうな。

                 


07/12/24



☆其の五・・・・インフルエンザ


             インフルエンザ(Influenza)とは・・・
         インフルエンザウイルスによる急性感染症の一種で流行性感冒、略して流感とも言う。

            普通の風邪は鼻水・くしゃみ・咳・微熱などか中心で、どちらかというとだらだらと続く。

            インフルエンザは、突然の高熱・節々の痛み・全身のだるさなどで始まり、
           咳などはあとから追いかけるように現れる。

            一般的な方法として最も効果が高いのはワクチンの接種であると言われていた。
          呼吸器系ウイルスの感染を予防するには、ウイルスなどの侵入の機会を少なくすること。
          薬よりも手洗いやマスクの着用といった物理的な方法が効果的との報告もある。


            ※インフルエンザウイルス influenza virus
           A、B、C型の3種が知られ、A、B型は共通した性質をもつが
          C型は多くの点でウイルスの性状が異なる。
       ネガティブ一本鎖RNAのゲノムは分節という真核細胞の染色体に似た構造により分割されている。
    A、B型では8個の、C型では7個の分節を包むタンパク分子のヌクレオカプシド nucleocapsidをもっている。
       ヌクレオカプシドを構成する主要なであるNP、Mの抗原性は型特異抗原と呼ばれ
      A、B、C型を区別するのに用いられる。

        ビリオン表面は宿主細胞膜に由来する脂質二重膜よりなるエンベロープでおおわれ、
     A、B型では赤血球凝集素(HA)とノイラミニダーゼ(NA)の2種類のスパイク状糖タンパク分子が発現し
    C型では1種類のスパイク状分子を発現している。

                


07/12/27



☆其の六・・・・失神


             失神 syncope
                 全身の脱力を伴う一過性の意識消失発作(loss of consciousness)であり、
               その持続時間は長くても数分と短く、後遺症を残さずに回復する。

                 原因としては、心拍出量低下、血圧低下などの循環障害によるものと、
               心因性、代謝性などの循環障害以外の原因によるものに大別される。


                 主な原因疾患として・・・
               1)血管迷走神経失神 vasovagal syncope・・・
                   若年者に多く、強い痛みや精神的ショック、情緒的ストレスが誘引となり、
               自律神経のバランスが崩れ、血圧の低下、徐脈が生じることにより脳血流が低下し失神に至る。

               2)起立性低血圧orthostatic hypotension・・・
                   自律神経の異常ないしは心拍出量の低下により立位を取ったときに
                 血圧を保てなくなることにより生じる。

               3)排尿失神 micturition syncope・・・
                   排尿中または排尿後に起こる失神。
                 充満していた膀胱が排尿で空になり、上昇していた血圧が一挙に低下するため生じる。


07/12/28



☆其の七・・・・糖尿病の三徴


              糖尿病の三徴 triopathy、糖尿病性細小血管障害 diabetic microangiopathyとも言う。
 
               糖尿病は脳・心臓・腎臓にくる。
              糖尿病に罹患すると、毛細血管を中心とした細い血管に起こる病的変化を起こす。

               血管の基底膜の肥厚、血管内皮細胞の不整な変形、血管外皮細胞の脱落が病理学的変化。
              血管の内腔は著しく不整となり血流の途絶、血中成分、
             特にタンパク質の血管外への漏出をきたし組織を障害する。
 
               障害される組織は全身にわたる。特に網膜、腎臓、神経に臓器障害が起こる。
              網膜症、腎症、神経障害を糖尿病の三大合併症(糖尿病の三徴)と呼ぶ。


               ※ 糖尿病患者の生活を障害する。
               網膜症による失明
               腎症による末期腎症、尿毒症から血液透析の導入
               神経障害による知覚障害や疼痛、
               自律神経障害による起立性低血圧、心拍動異常、
               消化管運動異常による便秘、下痢、
               神経障害と動脈硬化症との合併症で四肢の壊疽をきたす
                糖尿病治療の目的はこれら合併症を防止することにある。
 


            細小血管障害は糖尿病の罹病期間が5〜10年で発症し、15〜20年で臓器障害を起こすことが多い。
 
         糖尿病発症初期からの良好な代謝状態の維持と
             血圧のコントロールが糖尿病合併症の発症、進展を抑制する。
 
 
          発症の生化学的背景・・・
        高い血中のブドウ糖濃度がタンパクのグリケーション glycation を起こし、
   終末産物(advanced glycation endproduct;AGE)がマクロファージを刺激してサイトカインcytokine を放出させる。
        ソルビトール(D-ソルビトール)およびその代謝系の活性化、
       D-アシルグリセロール- PKCβ 系の活性化などが活性酵素を増加させ、組織障害をきたす。
        高血糖によるスーパーオキシドジスムターゼ (SOD)系の活性低下も指摘されている。

                                  糖尿病を甘く見たらイカンゼヨ

 


07/12/28



☆其の八・・・・後天性免疫不全症候群


      AIDS (エイズ) acquired immunodeficiency syndrome
       人の免疫細胞に感染し免疫細胞を破壊して、後天的に免疫不全を発症させる。
     
       俗に「エイズウイルス」と呼ばれるが、正式な名称ではない。
      詳しく言うと・・・
         レトロウイルス科 Retroviridae のレンチウイルス属 Lentivius に属する
           HIV(human immunodeficiency virus;ヒト免疫不全ウイルス)により
              引き起こされる感染症の終末像であり、細胞性免疫が荒廃し、
                 種々の日和見感染症や悪性腫瘍、HIV脳症が生じてきた病態をさす。
                       HIV-1とHIV-2の2型がある。

             

     1981年にアメリカで男性同性愛者や麻薬常習者に認められる特異な疾患として報告されていた。
       1980年代後半からラテンアメリカや東南アジアなどの発展途上国で爆発的に発生し
         現在では異性間性的接触で伝播されるSTD(性感染症)であることが認識されている。

            これに対しわが国ではSTDという側面は現時点では低いが、
              血友病患者治療のための輸入血液製剤中にHIV混入があり
                血友病患者の多くがHIV感染を生じるという悲劇が生じている。


          HIV感染症の感染経路としては
            性交渉、輸血、血液製剤使用、妊娠中の母子感染(垂直感染)などがある。

                HIVに感染することにより細胞性免疫の荒廃が生じ、最終的に
              (1)日和見感染症・・・
             ニューモシスチス肺炎、肺外クリプトコッカス症、サイトメガロウイルス感染症、
             カンジダ症、非定型抗酸菌症、クリプトスポリジウム症、肺外結核症
              (2)悪性腫瘍・・・非ホジキンリンパ腫、カポジ肉腫
                                                  が発生する


           治療薬としては
              延命効果が証明されているAZT、ddIが用いられているが予後は不良。


         AIDS・・・性交により感染する疾患でもあり経路として皮膚または粘膜の接触によることが考えられる。

            安全なセックスの為には・・・
               ※コンドームを使用する。
               ※女性器同士の接触の際、直接接触しないようにする。
               ※女性器への直接のオーラルセックスを行わない。
               ※肛門への直接のオーラルセックスを行わない。
               ※不特定多数の相手との性交を自粛する。

            セーフセックス safe sex・・・
         性感染症 sexually transmitted diseases(STD)を防ぐためにも良いのではないか。。。。

                性病 venereal diseases(VD)には・・・
        梅毒syphilis、淋疾gonorrhea、軟性下疳chancroid
              性病性リンパ肉芽腫 lymphogranuloma venereum、鼠径部肉芽腫 granuloma inguinale


07/12/29



☆其の九・・・・メタボ


                   メタボ 正確にはメタボリックシンドローム metabolic syndrome。
              他の呼称としてシンドロームX syndrome X、死の四重奏 deadly quartet
           インスリン抵抗性症候群 insulin resistance syndrome、内臓脂肪症候群 visceral fat syndrome
             マルチプルリスクファクター重積症候群 multiple risk factor syndrome。
        他のさまざまに呼称されてきたこの病態。
          1998年のWHOの勧告以来「metabolic syndrome」と総称されている。

         冠動脈心疾患 coronary heart disease(CHD)に代表される動脈硬化症の原因として、
                複数の冠血管危険因子が重複する病態が注目されてきている。


          本シンドロームの特徴は、個々の危険因子の程度が軽度でもその重複により
            CHD発症の危険率が相加的・相乗的に増加する点にある。
                
              危険因子の重複は偶然に期待される以上の頻度で生じることより、
               各危険因子は互いに独立したものではなく密接に関連しているものと考えられる。
                           ↓ ↓ ↓
                           ↓ ↓ ↓
              世界糖尿病連盟基準(2005年) によれば・・・下記因子の4項目中2項目以上。
                     ※ 腹囲男性90cm、女性80cm以上が必須。
                          かつ
                       ※ 血圧130/85mmHg以上。
                         ※ 中性脂肪150mg/dL以上。
                           ※ HDLc男性40mg/dL、女性50mg/dL未満。
                             ※ 血糖100mg/dL以上。
                                     の4項目中2項目以上。

                     本気でメタボの患者さんを指導するなら。。。。。。。
             指導する医師・薬剤師・看護師・栄養士はブヨブヨの腹をむき出しにしてはいけない。

       未だ、世界第一位の死因が 飢え (inanition ,starvation) であるという現実を忘れる事なかれ。。。


07/12/29

                                                                   



☆其の十・・・・不整脈


                  不整脈 arrhythmia

                  心臓に原因のある突然死を心臓突然死 sudden cardiac death という。
              原因としては心血管系疾患が最も多く、半数以上を占めている。
              なかでも虚血性心疾患が多く、急性冠動脈症候群と呼ばれている。
              心臓突然死の大多数は不整脈死であり、瞬間死のことが多い。

                              
     心臓は洞結節よりの刺激が、心房、心室へと伝達されて、1分間60〜70拍で規則的に収縮している。
             これに反したものを広く不整脈としてまとめている。

            洞調律であっても1分間100拍以上は洞性頻脈 sinus tachycardia、
          50拍以下を洞性徐脈 sinus bradycardia、呼吸と共に変動するのを呼吸性不整脈と呼ぶ。
          洞結節以外で刺激が形成されることがある。

               多いのは期外収縮で、刺激が出るところから上室期外収縮、心室期外収縮という。
              期外収縮(多くは心室性)が2つ続くと二連発、3つ続くと三連発
              三連発以上を心室頻拍と呼ぶ(心室頻拍症)。

               心室の収縮が頻脈かつ不規則で心拍出量がなくなったのを心室細動という。

            心房が独自に刺激を規則的に発したり、副伝導路を通り逆行性に房室結節をとおり刺激が回転し
           規則的に心房、心室が刺激されるのを上室頻拍という(上室頻拍症)。

             心房が不規則に拍動するのを心房細動という。

            このような頻拍型の不整脈の他に徐拍型の不整脈もある。
          洞結節の刺激発生が少なくなったり、洞結節より心房への伝達がとぎれたり(洞房ブロック)
          これに頻脈が加わったりする例も含めて洞機能不全症候群と呼ぶ。

            房室結節の伝導が障害されたのを房室ブロックという。

            房室ブロック、心室細動など不整脈が原因で意識障害を生ずるのを
           アダムス・ストークス症候群Adams-Stokes syndrome という。

                         


08/01/01



☆其の十一・・・・突然死


               突然死 sudden unexpected natural death

             突然の思いがけない自然死 natural death をいう。

            突然は時間的因子であり、死亡の原因となった疾病の発症から死亡までの時間で、
           瞬間死、1時間死、6時間死、24時間死などがある。一般的には24時間死をいう。

            思いがけない死とは、いつ、誰が判断するかによっても異なるが、
           一見健康に見える人の急死 sudden death と考えるのが一般的。

            心臓に原因のある突然死を心臓突然死 sudden cardiac death という。
           原因としては心血管系疾患が最も多く、半数以上を占めている。
            なかでも虚血性心疾患が多く、急性冠動脈症候群と呼ばれている。
           心臓突然死の大多数は不整脈死であり、瞬間死のことが多い。


08/1/10



☆其の十二・・・・BMI


             body mass index ボディマス・インデックス

               肥満、るい痩の程度を比較する際、汎用される指標。
                 BMI=体重(kg)/身長(m)の二乗 の式にて求められる。

               わが国においては、男女とも種々の合併症の頻度が最も少ないBMI 22を
                 標準体重 ideal body weight(理想体重)としている。

                   高度肥満者の多い欧米ではBMI≧30の者を肥満と判定している。

                 わが国では、1999年の肥満学会において、BMI≧25の者を肥満、
                      BMI<18.5の者を低体重と判定するとされた。


                       


                                                 【引用】南山堂医学大辞典第19版
2010/01/31



☆其の十三・・・・痛風腎


                      gouty kidney

             狭義には病理学的に腎実質尿細管内に尿酸塩沈着を認めるもののみをさす。
            通常は痛風時に生ずる腎障害を総称する語として広義に解釈される。

             痛風gout では高尿酸血症と高尿酸尿症に基づく腎実質内の尿酸、尿酸塩沈着、結石形成や
            細菌感染に起因する尿細管や間質の慢性腎盂腎炎様変化だけでなく
            痛風に高率に合併する高血圧ならびに脂質、糖質代謝異常により発生してくる
            細動脈変化が腎糸球体、尿細管、間質に波及して生じる細動脈硬化性変化とが
            組み合わされて腎障害を形成する。

             腎機能面では糸球体機能よりも髄質機能が初期に低下するため
            Ccr(クレアチニンクリアランス)の低下よりも濃縮能低下が先行する。

             痛風患者では腎障害が予後を左右する因子の一つであり、
            尿量保持、尿アルカリ化により尿中尿酸の溶解度上昇をはかり、尿酸生成阻害薬(allopurinol)や
            尿酸排泄薬(benzbromarone、probenecid)を病態と腎機能障害度により
            適宜投与して血清尿酸値を正常化する治療が必要である。

              要は尿酸値を下げろ!と、云うこと。

                 同義語・・・尿酸性腎症 uric acid nephropathy


                                                 【引用】南山堂医学大辞典第19版
2010/03/14



☆其の十四・・・・肥満型体質


           肥満型体質 pycnic habit
       クレッチマー Kretschmerが人間を身体的に三つの類型(肥満型・細長型・闘士型)に分類した。


       肥満型体質は・・・
             栄養がよい。
             脂肪が腰・腹に沈着して身体は丸味を帯びる。
             骨格は繊細、筋は柔軟。
             皮膚柔らかく、頸部は太く短く、四肢は体幹に比して短い。
             顔は扁五角型、幅広の楯型。
             顔色はいきいきとし、逞ましい感じを受けるが、比較的早く頭が禿げる傾向。

                  

       この体型に属する人は、
             心理学的類型では循環性気質に入るものが多く、気分は爽快と悲哀との間をゆれ動く。

       社会的には、
             外向的、調和的、妥協的、現実的で、ユーモアに富み、温和、謙遜、親切で愛嬌がある。


        まぁ〜、でぶのお人好し。性格の悪いのは私くらいで・・・

                         


【reference】
株式会社南山堂 南山堂医学大辞典第19版  
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2010/05/01





                                                     



                                                 
                                       

   
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